PIONEER DVL-9


後ろの出っ張りはLDの両面再生をするためピックアップが回転するエリアです。

写真は上蓋を外してあります。
映像出力は、コンポジットX2、S-VIDEOX2
音声出力は、アナログ2chX2、デジタルコアキシャル(PCM)、デジタルコアキシャル(PCM/ドルビー)、デジタル光(PCM/ドルビー)、LD用AC-3(ドルビーRF)
端子は無水アルコールで拭きました。
メンテナンス方法
※内部に触れるときやネジを外すさいは本体の電源ケーブルは必ず抜いてください。 ネジの落下などで基盤をショートさせて壊したり、手を触れて感電する可能性があります。
特に電源が入っているときの電源回路付近は触れないように注意してください。


上蓋のネジを外します。赤丸で囲ってあるものすべてです。サイドの写真は左しかないですが右も同じく外してください。

今回トラブルが起きていた場所は赤丸で囲んだプーリーです。 出来れば周りを外して清掃したいところですがそうなるとかなりの部品を外さなくてはなりません。
今回は隙間から樹脂製のピンセットを使ってゴムベルトを外しました。 ゴムベルトは外したら新しい物に交換するかきれいに拭きます。
プーリー部分の汚れはは柄の長い工業用綿棒で清掃しました。 ゴムベルトを戻すさい、気をつけなくてはいけないことがあります。
プーリー付近はギアやレールがあるのでグリスだらけです。したがってグリス部分に触れないよう、注意深く取り付けます。
また、蓋を開けてすぐにエアーで内部埃を拭きだしてあり、ディスクを認識するセンサーも拭いてあります。
蓋を戻す前に稼動部の古いグリスをふき取り新たに塗りなおしました。

本機は電源が入っていると内部ファンが回っています。 最初電源を入れたさい、いつまでもモーター音がするので故障の程度がひどいのかな?と思ってしまいました。
原因は冷却用ファンだったとは・・・
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